東海総体優勝!
母校・三重高校サッカー部!
6月21,22日で三重県の四日市緑地公園で開催されたサッカー東海総体。三重高校が見事優勝しました!
初戦の愛工大名電戦、そして準決勝の藤枝東戦を現地で観戦。
正直、インターハイ予選で負けてしまった悔しさがあったので、今回の優勝は本当に嬉しかったです。
「え、ここまでやる!?」と今回の東海総体、個人的に最も印象的だったのは、三重高校のサッカーの質です。
インターハイのメンバーとは少し異なり、3年生が主体だったように感じましたが、それがまた強さに繋がっていたのかもしれません。ディフェンシブサード(自陣ゴールに近いエリア)でボールを持っても、相手のマークをスルリと剥がしていく技術。初戦も準決勝も、その精度は変わらず、見ていて本当に気持ちが良かったです。
もちろん、たま自陣でボールを奪われ、ヒヤッとするカウンターを受ける場面もありました。
それでも、全体的には三重高校がポゼッション(ボール支配率)を高める狙いだったようで、2試合とも圧倒的にポゼッション率が高かったです。
特に驚いたのが、強豪・藤枝東相手にこれほどボールを保持できたこと。「え、ここまでできるの!?」と、正直目を疑うほどでした。
教科書通りで見ていて楽しい!「魅せる」三重高のサッカーは、ただ強いだけじゃなく、見ていて本当に楽しいサッカーでした。
効果的な縦パスがスパスパと通り、ロングパスとショートパスを織り交ぜた攻撃。そして、教科書通りの美しいサイドチェンジまで、「これぞサッカーの醍醐味!」と言いたくなるようなシーンの連続でした。個々の技術も高く、本当に魅力的なチームです。
個人的に目を引いたのは、インターハイには出場していなかったと思われる23番と3番の選手。彼らの攻撃での存在感は際立っていて、「成長したのか、それとも怪我だったのか…?」と思わずにはいられませんでした。
今回の東海総体優勝は、きっとインターハイ予選で味わった悔しさをバネにした結果でしょう。
この勢いをそのままに、冬の選手権では必ず全国の舞台への切符をとれることを信じています!
最後に、大会を観戦していて感じたことがあります。それは、**「暑すぎる!」**ということ。
6月とはいえ、30度近い気温の中での連戦は、選手たちにとって相当な負担だったはずです。隣ではバスケットボールの高校総体も行われていましたが、最新のアリーナで全館空調完備。選手たちはとても快適そうでした。
もちろん、サッカーのグラウンドにすぐに空調を完備するのは難しいでしょう。しかし、選手の体を第一に考えるのであれば、試合時間帯の変更(例えば、夜に開催するなど)も真剣に検討すべき時期に来ているのではないでしょうか。
最高のパフォーマンスを発揮するためにも、選手たちが安全にプレーできる環境づくりは、これからの大きな課題だと感じました。
三重高校サッカー部のみなさん、東海総体優勝おめでとうございます!そして、感動をありがとう!選手権でのさらなる飛躍を、心から応援しています!